Rails アンチパターン - 怠けものサービス(Sluggish Services)
引き続きRails AntiPatternsという本を読んでいます。
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前回は7 Testingの2つめ「Lost in Isolation」についてまとめました。
今回は5 Servicesの2つめ「Sluggish Services」についてまとめます。
Sluggish Services
リモートサービス(外部APIなど)によっては、パフォーマンスやたまにエラーになる、メンテナンスになるなど、自分のアプリケーションに大きな影響を及ぼす。
Solution: Set Your Timeouts
失敗時にリトライするか、失敗しても問題ないようなサービスの場合はタイムアウトを設定することでパフォーマンスを改善することができる。
net/httpやfaradayなどの一般的なhttpクライアントはタイムアウトを設定してその時間だけ待ったら特定のエラーをあげてくれる。
Solution: Move the Task to the Background
リモートサービスのレスポンスがおそすぎる場合や、リトライを精密に行う必要がある場合には、ユーザにフィードバックを即時で返さなくていい場合に限り、処理を非同期にするという方法がある。
2017年現在だと非同期処理のgemはdelayed_job, resqueue, sidekiq, shoryukenなどがある。
まとめ
今回は特に言うことなく、外部サービスとのやりとりはタイムアウトを設けて非同期ジョブにするというのはよくある話です。
外部とのやり取り含め、バックグラウンドに持っていくことでパフォーマンス改善できるところは結構ありそう。
複雑化とのトレードオフではありますが。