Rails アンチパターン - モックにより失われた物(Lost in Isolation)
引き続きRails AntiPatternsという本を読んでいます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B004C04QE0/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
前回は4 Controllersの5つめ「Controller of Many Faces」についてまとめました。
今回は7 Testingの2つめ「Lost in Isolation」についてまとめます。
Lost in Isolation
モックを使ってテストを書いていると、unit testとしてテストできるようになるがつなぎの部分はテストされない。 メソッド名が変わったり引数が変わったりという変更に対して追従することができない。
Solution: Watch Your Integration Points
integration testをやろう。Rails5.1のSystem Tests、feature spec やturnip等がある。 開発の順序としては以下のようになる。
- まずintegration testを書き、それをパスするだけの実装をする
- 次にfunctional testを書き、それをパスするだけの実装をする
- 最後にunit testを書き、それをパスするだけの実装をする
まとめ
自分は何が何でもintegration testは書くべきという派です。 feature specはテストが遅くなるため導入の是非はあるのですが、そもそもfeature specを導入できないくらいの規模になってしまっているRailsアプリケーションは大きすぎるのかなという感じです。個人的な意見です。
あと「テスト戦略」については難しいと思っていて、functional testは書かない人も多いみたいです。 なんかテスト戦略関連のことがのっている本を読みたいなと思いました。